ミサイルには2種類あり、弾道ミサイルはロケット推進により発射された後、弾道軌道すなわち放物線の軌道を飛ぶものであり、巡航ミサイルは、空力による浮揚を受けて飛行する自己推進の誘導型のミサイルである。弾道ミサイルには、大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の戦略ミサイル、中距離の戦域ミサイル、さらに短距離の戦術ミサイルがある。2013年6月現在、中国、韓国、北朝鮮など38カ国・地域が保有している。巡航ミサイルには、航空機搭載、艦船搭載、地上配備のものがある。一般的に軍事利用の場合はミサイルと呼ばれ、平和利用の場合にはロケットと呼ばれるが、技術的には同様なものと考えられている。