2008年8月にアメリカ海軍は、原子力潜水艦ヒューストンが同年3月に佐世保基地に停泊中、艦内から微量の放射性物質を含む水を漏水していたことを明らかにした。その後アメリカ政府は、この放射能漏れは06年6月から続いていたとの調査結果を公表した。この間ヒューストンは佐世保に5回、横須賀に1回、沖縄に5回寄港していた。08年9月にアメリカの原子力空母ジョージ・ワシントンがアメリカ海軍横須賀基地に配備されたが、アメリカの原子力空母の初めての日本母港化であり、地元では放射能漏れなど安全性に対する危惧(きぐ)が表明されている。