核兵器廃絶を願う署名を毎年国際連合(国連)に提出している高校生の代表であり、2012年8月には16人の高校生平和大使が15万5000人分の署名を手渡した。1998年5月のインドとパキスタンの核実験を契機とし、「ながさき平和大集会(現・高校生平和大使派遣委員会)」に参加する平和団体が長崎の声を伝えるために国連に派遣した。帰国した高校生が「核兵器の廃絶と平和な世界の実現を求める高校生1万人署名活動」を開始、毎年国連(当初はニューヨーク、2001年からはスイス・ジュネーブの国連欧州本部)を訪問し、12年9月までに約84万人の署名を届けている。同年10月には、外務大臣より長年にわたる活動に対し、感謝状が授与された。13年8月、第1回からの累計署名数が100万人を突破、9月には、1年間に集めた約19万5000人分の署名を国連に届けた。14年8月19日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問し、軍縮本会議で代表者がスピーチを行った。