米陸軍の旅団戦闘団が採用する兵器システム、編成、戦術を総称したもの。2015年にはFCSを装備した最初の旅団戦闘団が、30年までには15個の旅団戦闘団が創設される予定。有人の指揮・統制車両を中核として、無人の地上偵察車・航空機等をネットワーク化した部隊になるといわれている。ストライカー旅団戦闘団に比して、少人数、安価、軽量で、しかも残存性・殺傷性が高くなることを追求している。旅団戦闘団(Brigade Combat Team)とは、火力・兵站部隊等の支援を受けながら実際に軍事行動を実施する部隊のことで、米陸軍は現在、機甲・歩兵・ストライカーの3種類の旅団戦闘団を整備中。