米海軍が大量建造を計画している小型の水上戦闘艦で、敵の支配下にある沿海域での戦闘に任ずる。沿海域戦闘においては、安価な武器でも、大型艦艇に大きな損害を与えられるため、小型艦艇を展開することが望ましいという認識から開発された。乗員数は50人以下。2010年に一番艦が就役した。最終的には50~60隻が建造されるものと思われる。その特徴は(1)高度のネットワーク能力およびセンサー能力、(2)武器システムやエレクトロニクスの標準モジュール化、(3)無人兵器の搭載による多用途性(対機雷戦・対潜水艦戦・対水上艦戦の遂行)、(4)安価な建造費、(5)高速性(最高速度50ノット)・高ステルス性などである。