抽象的で、漠然とした戦略指針と具体的・科学的・機械的な戦術行動をつなぐ目的をもって、戦略や作戦(キャンペーン、主要軍事行動)をデザインし、部隊を編成し、運用する指揮官や幕僚の技能。この技能は、技術(デザインの作成・計画の策定・準備・実行・評価)・知識・経験・創造力・先見洞察力から構成されている。もしこの技能がないなら、戦争は消耗戦に陥ってしまう。この概念は1920年ロシアの軍人スヴェーチンによって初めて提唱された。米軍では、80年代初頭、エアランド・バトル構想が開発された時、公式に導入された。現自衛隊では、公式な用語として使用されていない。