2012年7月18日、ブルガリア東部のブルガス国際空港で起きた自爆テロ事件。イスラエル観光客らを乗せたバスが爆発し、犯人を含む8人が死亡、約30人が負傷した。ブルガスは黒海に面した、イスラエル人にも人気の高いリゾート地。バスはブルガス空港ターミナルの外にある駐車場で、イスラエルから来たツアー客ら47人を乗せ、ホテルに向かう途中だった。イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラエルと対立するイランによるテロと非難した。これに対し、イランの駐ブルガリア大使は「事実に基づいておらず、政治的な目的がある」と反論、関与を否定した。