2016年3月10日にスロバキアで実施された総選挙(1院制、定数150)。開票の結果、中道左派の最大与党「スメル(道標)」が議席数を大きく減らしたものの、第1党を維持。スメル、民族主義政党「スロバキア国民党(SNS)」、「架け橋」、中道右派新党の「ネットワーク」による第3次ロベルト・フィツォ政権が発足した。また、総選挙では初めて、極右政党「人民党、我々のスロバキア」が議席(14)を獲得した。同年6月、「ネットワーク」所属の議員7人のうち5人が「架け橋」に移籍したことを受け、第3次政権はスメル、スロバキア国民党、「架け橋」の3党連立となった。