大学・短大・高等専門学校・大学共同利用機関の教育研究活動等の評価、学位授与権を持つ大学以外の高等教育機関・教育プログラムの学生に対する学位(学士、修士、博士)の授与、大学評価・学位授与等に関する調査研究活動と関連情報の収集・提供を主たる業務とする独立行政法人。1991年の大学審議会答申を受けて、同年、学位制度の改善と高等教育の多様な発展を目的に学校教育法等が改正され、従来は称号であった学士が学位として位置付けられ、併せて、大学以外の多様な高等教育機関・教育プログラムの修了者に学位を授与する機関として学位授与機構が設置された。大学評価の第三者機関を設置すべしとの98年の大学審議会答申を受け、2000年に同機構は改組・拡充され大学評価・学位授与機構となり、国立大学法人等は7年以内ごとに同機構の評価を受けることになった。10年3月までの同機構による学位取得者総数は5万人超。