性と生殖に関する健康・権利。身体的・精神的・社会的に男女のより良い関係を構築するために、妊娠、出産、避妊、性感染症、生殖器や生殖機能に関する疾病、性同一性障害などに関して、特に女性が自分の意思で選択、決定するという、性の自己決定権を尊重する考え方。1994年、カイロで開催された国際人口・開発会議で行動計画に盛り込まれ、95年第4回世界女性会議でも人権の一つとして掲げられた。女性2000年会議では異性愛、同性愛、両性愛といった「性的指向(セクシュアル・オリエンテーション)」や「性的権利(セクシュアル・ライツ)」が議論となった。