重度の障害者が、家族や施設に依存する生活から脱却し、自分の意思と責任で生活を築こうとして起こした運動。1972年にアメリカ・カリフォルニア大学バークレー校で設立された自立生活センター(Independent Living Center)は、各国に普及し、障害の種類を問わず総合的なサービスを提供するようになった。日本でも、91年に全国自立生活センター協議会(JIL:Japan Council on Independent Living Centers)が結成され、2011年12月現在で全国123団体が加盟している。