光ファイバーケーブルや同軸ケーブルを使い、限定された地域に、多量のチャンネルで、特定対象向けの多様なサービスを可能にする有線(ケーブル)テレビ。双方向サービスも楽しめる。CATVの語は本来community antenna television(共同アンテナテレビ)の略ともされる。2009年9月現在、加入者は約2400万世帯で、全世帯の45.5%に達する。BSデジタル放送開始とともにCATVのデジタル化が進み、見たい番組や映画などをインターネットのホームページから呼び出せるVOD(ビデオオンデマンド)のサービスが充実しつつあり、番組表にしばられない番組視聴ができる。また地上デジタル放送(地デジ)が視聴できない地域でも、CATVがあれば地デジを見ることができるため、地デジ普及を助ける役割も果たす。