会員登録をすると動画を投稿できるインターネット上のサイト。同時にたくさんのネット利用者が閲覧できることから動画共有サイトとも呼ばれる。「ユーチューブ(you tube)」は世界最大のアメリカの動画投稿サイトである。「ニコニコ動画」は日本の動画投稿サイト。閲覧しながら、動画にリアルタイムでコメントをつけることができることから、生放送の討論番組にコメントで参加することができる新しいユーザー参加型メディアとも呼ばれ、口コミによってヒット商品が生まれたり、ネットを使った新しい「論壇」が形成されるとして注目されている。これらに対して、「ユーストリーム」の特徴は、特別な機材がなくても、パソコンとWEBカメラがあれば、誰でも撮影中の動画をライブ配信できることである。しかしコメントの書き込みはできない。それを補うのがツイッターとの連動である。「ニコニコ動画」は衆議院本会議と委員会の3つの審議を同時に中継しており、最近では参議院の中継も行っている。ネット中継を目的として企画された討論会や、ネット中継を当てにした記者会見やコンサートを開催するなど、動画共有サイトの特長を生かした試みが盛んになりつつある。