日本の夕刊紙日刊ゲンダイや夕刊フジの紙型の新聞で、ブロードシート(日本の一般紙やスポーツ紙の紙型)の半分の大きさのもの。2004年11月、英日刊高級紙タイムズはすべてタブロイド判になった。03年11月から大型判と並行してタブロイド判を発刊していたが、大型判を廃止した。イギリスでは03年にインディペンデント紙が先鞭をつけており、同年、ドイツでも高級紙ヴェルトが姉妹紙をタブロイド判で発行している。タブロイド新聞は低級な大衆新聞というイメージが強かったが、タイムズのタブロイド化で高級紙と大衆紙の区別が薄くなるという声もある。05年9月、高級日刊紙ガーディアンがタブロイド版よりやや大きなサイズのベルリナー版を採用して小型化に乗り出し、高級日刊紙5紙のうち3紙が小型化した。