NTTドコモの「ドコモ動画」、KDDI(au)の「LISMO Video(リスモビデオ)」など携帯電話への動画配信サービスが活発化し、テレビ番組や映画もケータイで見られるようになった。2009年5月にはNTTドコモとエイベックスの合弁会社「エイベックス通信放送」はケータイ専用の放送局「Bee TV」を開設した。テレビ局ではフジテレビの「フジテレビOn Demand」でも、フジテレビが放送したドラマをパソコンや携帯電話で見ることができる。日本では、携帯端末による音楽のパーソナル化があたりまえの現象になったのに続いて、映像のパーソナル化が進行しはじめている。これに対して書籍のパーソナル化が立ち遅れているのが現状である。