飲食店やコンビニエンスストアなどのアルバイト従業員や客が行き過ぎた悪ふざけで不適切な写真を撮り、それをソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)に投稿すること。コンビニのアイスクリーム用冷凍庫にアルバイト従業員が入って寝そべっている写真や、ハンバーガー店でアルバイト従業員が大量のパンの上に大の字になった写真、ラーメン店で客が全裸で店内にいる写真などがネットに投稿され、店舗側に損害を与える事件が2013年に多発した。店舗側の損害としては、ケースを消毒する費用や、3日間の営業停止、店舗を休業したり、経営親会社側が当該店舗とのFC(フランチャイズ)契約を解除したり、さらには閉店に追い込まれるなど多岐にわたっている。軽い気持ちで悪ふざけをした写真につぶやきを添えて友人に送ったら、それがネットに投稿されて広がったり、不特定多数の人びとに話題を提供しようとして安易な気持ちでネットに投稿したりした結果が社会的事件になってしまうところに、ネット社会の落とし穴がある。