2013年前期のNHK朝の連続テレビ小説。脚本は宮藤官九郎。東日本大震災の被災地である岩手県北三陸を舞台に、東京からやってきた少女・天野アキ(能年玲奈)が祖母の職業である海女にあこがれ、自分も海女になり、そして地元のアイドルとなったことから、東京で本格的にアイドルデビューを志すのだが、大震災を契機に北三陸に帰り「村おこし」に自分の存在意義を見いだすというストーリー。平均視聴率は20.6%とNHKの連続テレビ小説としては飛びぬけて高いわけではないが、ソーシャルメディア上でも話題となり、「じぇじぇじぇ」が流行語となって、ロケ地では観光客が激増した。また番組終了後には、この番組を見ることを習慣としていた人たちの間で、もう見られないという喪失感からあまロス症候群が発生するなど、さまざまな現象を生み出した。