生ごみ資源化(バイオガス化)技術の一例。堆肥の需要が少ない都市部などで、嫌気性発酵によるメタン化でガスを回収し、発電と余熱を利用する方式やメタンガスを燃料とする自動車への利用が期待される。長岡市では「生ごみ」をメタン化処理し、メタンガスを燃料とする発電を行う。残渣は、乾燥して固体燃料として発電に用いる。「生ごみ」の処理は1日55トンで、自治体が運営するバイオガス施設としては国内最大の規模。建設費は約19億円、稼働後15年間の運営費は、約28億円。メタンガスによる発電量は一般家庭約1000戸分に相当する年間410万kWhで、二酸化炭素の発生量は年間2000トン削減されるとしている。2011年度中着工、13年7月に稼働予定。