日本政府のイニシアティブにより1998年に設立された、アジア太平洋地域における持続可能な開発の実現を目指し、実践的かつ革新的な政策研究を実施する国際的な研究機関。本部は神奈川県三浦郡葉山町。2010年4月から第5期の戦略研究が開始されており、「気候変動」「自然資源管理」「持続可能な消費と生産」に焦点を当て、「研究テーマ」、「分析手法」、「ステークホルダー」という三つの切り口で研究活動を実施している。さらに、低炭素社会構築、気候変動の適応策、3Rイニシアティブ、水環境ガバナンス等の課題についても、国際的なイニシアティブや研究ネットワークの事務局等の中核的な役割を果たしている。