人口の年齢構造は、一般に年少人口(15歳未満)、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)、老年人口(65歳以上)の3年齢階級グループに分けられる。高齢化率は、総人口に占める老年人口の比率。国際連合の定義では、老年人口の比率が7%を超えて増加することを高齢化という。日本の高齢化率は1970年に7%に達し、以後うなぎ登りに上昇を続けている。2005年の総務省「国勢調査」では20.2%と世界最高。一方、15歳未満の年少人口比率は13.8%と世界最低水準に落ち込んだ。推計によれば、50年に高齢化率は39.6%に達し、年少人口比率は8.6%に減少する見込みである。