国連が2013年6月に公表した「世界人口推計2012年版」(World Population Prospects: The 2012 Revision)の中位推計によれば、13年時点で人口の多い上位10カ国は、中国(13億8600万人)、インド(12億5200万人)、アメリカ(3億2000万人)、インドネシア(2億5000万人)、ブラジル(2億人)、パキスタン(1億8200万人)、ナイジェリア(1億7400万人)、バングラデシュ(1億5700万人)、ロシア(1億4300万人)、日本(1億2700万人)である。同推計によると、50年には、インド(16億2000万人)、中国(13億8500万人)、ナイジェリア(4億4000万人)、アメリカ(4億100万人)、インドネシア(3億2100万人)、パキスタン(2億7100万人)、ブラジル(2億3100万人)、バングラデシュ(2億200万人)、エチオピア(1億8800万人)、フィリピン(1億5700万人)の順となり、日本は16位(1億800万人)に下がる。2100年には、上位5カ国の順位は変わらないもの、日本は29位とさらに下がる。インドは2028年に中国を抜いて世界一の人口大国になると予想されている。