国籍が異なる男女の間での結婚のこと。厚生労働省の人口動態統計によれば、2013年の日本国内における日本人の婚姻66万613件の内訳は、「夫婦とも日本人」63万9125件(96.7%)、「夫日本人、妻外国人」1万5442件(2.3%)、「夫外国人、妻日本人」6046件(0.9%)であった。すなわち日本人と外国人の婚姻は年間2万1488件にのぼり、3.3%を占めている。「夫日本人、妻外国人」の内訳をみると、妻の国籍として1990年代初頭までは韓国・朝鮮が圧倒的に多く中国が2位だったが、95年に逆転し、韓国・朝鮮4521人、中国5174人となった。2013年では中国6253人(40.5%)、韓国・朝鮮2734人(17.7%)、フィリピン3118人(20.2%)、タイ981人(6.4%)、ブラジル212人(1.4%)、アメリカ184人(1.2%)、ペルー70人(0.5%)、イギリス38人(0.2%)の順となっている。他方「夫外国人、妻日本人」の場合、夫の国籍は韓国・朝鮮1689人(27.9%)、アメリカ1158人(19.2%)、中国718人(11.9%)、ブラジル286人(4.7%)、イギリス247人(4.1%)、ペルー107人(1.8%)、フィリピン105人(1.7%)、タイ31人(0.5%)の順である。