国土交通省が実施する、土地や一戸建て、マンションなどの実勢価格がわかるシステム。不動産の流通市場において、土地や一戸建て、マンションなどがいくらで取引されているか、一般消費者がその実態を把握するのは難しい。このため、消費者は常に不利な立場に立たされているのが現実で、これを解消するために、2006年4月から実勢価格の情報公開をスタートした。インターネットが接続できる環境であれば、だれでも調べることができる。三大都市圏から順次対象エリアを拡大、07年10月にほぼ全国をカバーできる体制になった。2018年1月現在、情報提供件数は約310万件で、アクセス件数は月平均760万ビューに達する。