土地やマンションの取引などに使われる用語で、3.3m2当たりの価格を示す。市場に出ている土地やマンションはそれぞれに広さが異なるため、高いのか安いのかを単純には比較できない。このため、坪単価を算出して比較することが多い。また、建築費についても坪単価が用いられることもある。たとえば、広さ100m2の土地で価格が2000万円であれば、2000万円÷100×3.3で坪単価は66万円になる。マンションの場合には、価格を専有面積で割って、やはり3.3倍したものが坪単価になる。専有面積70m2、3500万円のマンションであれば、3500万円÷70×3.3で坪単価は165万円になる。購入の際は、この坪単価によって、エリアごとの相場を把握した上で買い得かどうかを判断するのが無難である。