住宅ローンの借入後に金利が下がった場合、より金利の低いローンに借り換えることで、返済負担を軽減できる。借り換えは、金利差が大きいほど、残りの残高が多いほど、残り返済期間が長いほど返済額削減効果が大きい。ただし、同じ金融機関では借り換えに応じてもらえないこともある。その場合、他の金融機関への借り換えを考える必要があるが、新たに登録免許税、保証料などの負担が出てくるため、各種の条件にもよるが金利が0.5~1.0%以上低くなる、残高が1000万円以上ある、返済期間10年以上あるなどの条件を満たさなければほとんどメリットがなくなるのが一般的。同一金融機関内での借り換えが可能な場合は、条件変更など数千円から数万円程度の手数料で済み、金利差が0.5%以下でも、残高が少なく、残存期間が短くても十分にメリットが出てくる。