株式は一切組み入れず、海外の短期国債やCD(譲渡性預金)、CP(コマーシャルペーパー)などを組み入れて運用する外国投信の一種。いつでも設定・解約が可能で、外貨預金に近い商品性をもち、証券会社や一部の銀行を窓口に取り扱われている。取扱通貨は米ドル、ユーロ、豪ドルなどで、証券会社によっては米ドルしか扱わないところもある。配当は実績配当で、外貨ベースでは元本を割り込むリスクは少ないが、円高が進めば円ベースでは元本を割り込むこともあるなど、金利リスク、為替リスクを伴う商品である。通常、外貨預金に比べて利回りが高く、為替手数料も安く設定されており、為替差益が出ても非課税となっている。