個人年金保険の一種であるが、保険料の運用方法が一般の個人年金保険と異なる。顧客から預かった保険料は、一般の年金保険や生命保険の資産とは区分した、特別勘定にて運用する。特別勘定での運用は主に株式や債券などで行い、高いリターンの獲得により年金開始時の年金原資の増大を目指す。運用の結果は年金額や解約返戻金額に反映する。一般的にはインフレに強いとされるが、運用の結果が悪い場合には年金開始時の原資が払込保険料を下回ることもある。年金開始後は特別勘定での運用は行われず、一般の年金保険や生命保険と合同運用される。近年一部の金融機関は、一定額の元本を確保しながら収益性の追求もできる元本保証型の商品も販売している。