一部の外資系生保会社等が販売している新しいタイプの保険で、ライフステージの変化に応じ、保険金額、保険料、保険期間の3要素のうち二つを自由に設計できる。たとえば、必要な保険金額と保険料を決めると保険期間は自動的に設定されるため、少ない保険料で高額保障が必要であれば保険期間は短く、逆に、同じ保険料で保障額を小さくすれば保険期間は長くなる。加入後、保険料の変更・停止・再開、保険金額や保険期間の変更など、保障内容の見直しが自由で、自在性が高いのが特徴的である。同時に、毎回の保険料の一定額は積立部分に充当され、効率的に資産形成を行うこともできる。積立部分は最低保証予定利率が適用され、途中積み増しや一部引き出し、保障部分への充当が可能である。同種の商品で、一部の国内生保会社が販売している自由設計型生命保険があるが、これは支払った保険料を貯蓄部分で積み立て、その一部を死亡保障保険や医療保障保険、介護保障保険などに自由に配分できる保険である。ライフステージの変化に合わせて保障内容を見直すことができる点ではユニバーサル保険と似ているが保険金額、保険料、保険期間等あらゆる保障内容を細部にわたり自由に変更することはできない。