たとえば死亡保険金が3000万円以上の保険契約であれば、保険金100万円につき月額保険料が20円割引きとなる等の、一定額以上の高額契約に対して保険料を割り引く制度のこと。具体的な適用基準は各社により大きく異なるが、対象となる保険の種類には一定の制限を加えている会社が多い。また、大手生命保険会社の一部では契約者単位での高額割引を行うところもあり、この場合はすでに加入済みの保険契約を通算して高額割引の適用が判定されるため、大きな利点がある。さらに契約者が同一人であれば被保険者が異なる契約も対象となるため、世帯内の契約をすべて通算することも可能である。ただし、保険料の割引対象となる契約は新たに加入した契約に限られ、既契約は対象とならないので注意が必要である。