企業(株式会社)の資本の構成単位。株式を保有する株主としての法律上の地位である株主権を指す場合や、株式会社が発行する出資証券である株券を指す場合もある。株式会社は、資金を集めるために株式を発行し、年に1~2回程度株主に配当金を支払う。株主は、保有する株式数に応じた議決権により間接的に企業経営に参加することができ、株式自体の値上がりによる売買益を得ることもできる。また、株主は、出資した金額の範囲内で責任を負う。株式投資を行うには、一般的に証券会社に取引口座を開設して売買を行う。売買手数料は証券会社ごとに異なり、インターネットを通じたオンライントレードは、証券会社の窓口を通じた売買よりも手数料が割安なので、投資家の利用が増大している。上場株式の譲渡益に対する課税は、2003年から申告分離課税に統一された。証券会社の特定口座を利用することにより、確定申告の手間などが簡便化されている。税率は、20%(所得税15%、住民税5%)。