投資信託を購入する際に、販売手数料がかからない投資信託。投資信託の購入時に、商品説明や事務手続きなどの対価として申込価額の数パーセントを証券会社・銀行などの販売会社に支払うが、その費用が無料のタイプ。ノーロードは、アメリカで販売手数料をLoad(ロード)と呼ぶことに由来する。公社債投資信託も販売手数料はかからないが、一般的には常時換金可能なオープンエンド型の株式投資信託で無料のタイプを指す。窓口業務を廃止してネット専業証券を通じて販売したり、投資信託運用会社が直接販売することで無料としている。1998年からは販売会社の裁量により販売手数料が決定できるので、同じ商品でも手数料が異なることがある。投資信託の費用は、他にも信託報酬と信託財産留保額がある。信託報酬は、保有期間に運用・管理などの対価として保有額に応じて支払う費用。投資信託を保有しているかぎり払い続ける。信託財産留保額は、換金する際に信託財産に留保する金額で換金する際に支払う費用。