パソコンやスマートフォン、携帯電話などの通信端末を利用してインターネット上で取引などを行うインターネット専業銀行。主な銀行は、セブン銀行、イオン銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行など。ネット銀行は、店舗を持たないか最少限の店舗しか持たずにオンラインで展開しており、店舗の経費や人件費などが少ないので、一般的に預金金利が既存銀行よりも高く設定されている。また、振込手数料やATMの時間外・他行利用手数料などは既存銀行よりも低く設定されている。残高照会、振り込み、振り替えはインターネットで行い、入出金に限り、コンビニエンスストアや提携銀行のATMなどで行う。取引は24時間利用可能で振り込みも即時反映される。ネット銀行の一般的な預金などは、預金保険制度により元本1000万円までとその利息が保護されている。各銀行はセキュリティー対策として、第三者によるなりすましや不正アクセスの防止、システムの保護などに力を入れている。