家庭から排出される容器包装廃棄物の分別やリサイクルを推進するための法律。1995年に制定、2000年に完全施行された。正式名称は、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」。07年4月、容器包装リサイクル法が改正され、一層の容器包装ごみの削減(リデュース)が求められることとなった。スーパーやコンビニエンスストアでのレジ袋の有料化、マイバック持参者へのエコポイントの提供などの取り組みが小売店で始まり、一方、消費者としてもマイバックを持参してレジ袋を断るなど、容器包装ごみを減らすための活動が求められることになった。地球環境を守り、容器包装ごみを削減するためには3R、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)を実践するのが大事。国内で生産・出荷されるレジ袋は年間約14万トン(05年)、305億枚、国民1人あたりの年間使用量は約300枚と推定されている。