1960年にアメリカ消費者同盟(CU)を中心に、イギリス、オランダ、ベルギー、オーストラリアの消費者協会が参加して作られた消費者団体の国際連絡組織。95年に旧IOCU(International Organization of Consumers Unions)から名称変更。2007年12月現在、115カ国約220団体が加盟している。日本からは、全国消費者団体連絡会が正会員、日本消費者連盟、消費者法ニュース発行会議、標準により消費者の利益を増進するコア・グループの3団体が提携会員として加盟している。本部はイギリスのロンドン。マレーシア、チリ、ガーナに地域事務局がある。国連のECOSOC(経済社会理事会)などで消費者利益を代表する。CIは毎年3月15日を「世界消費者権利デー」(World Consumer Rights Day)として、07年は「非倫理的な薬品販売による健康への重大な影響を警告」し、薬品業界の悪しき商業慣行をやめさせるよう各国政府に要求した。