2009年11月水戸市で発生した2歳と1歳の兄妹焼死火災事故原因としてライターが挙げられた。東京消防庁のまとめによるとライターの誤使用と見られる火災が過去10年間に都内で511件発生し、7人が死亡、うち5歳未満が3人となっている。総務省消防庁の資料では、家の中での火遊びが原因で発生した火災のうち、過去10年間の4歳以下の死亡事故の9割はライターが火元とのこと。経済産業省は、安全面での規制を行うことを検討。アメリカでは、1994年にライター安全技術基準を設け、94年の170件から98年の40件に激減させている。欧州連合では、2006年に比較的廉価なライターを対象に生後51カ月未満の子どもが気を引きそうなものの出荷を禁止している。