入社後3年以内に中学卒で7割、高校卒で5割、大学卒で3割程度が離職する現象。団塊世代退職後を見据えた採用増等によって2007年春の大卒者・高卒者の就職率は引き続き好転したが(大卒者96.3%〈前年比1.0ポイント増〉、高卒者96.7%〈同0.9ポイント増〉)、非正規雇用の割合や離職率は依然として高い。20歳以上24歳以下の完全失業率は全体のおよそ2倍に達し、年齢等による格差が依然として大きい。関連府省は若者自立・挑戦プランを旗印に連携。雇用に関するサービスを1カ所で受けられるワンストップサービスセンター(通称ジョブ・カフェ)事業などの施策が展開されている。当事者によるフリーター労働組合結成の動きも見られる。