精神科病院や精神科診療所におけるリハビリテーションの一つで、非常に有効な方法である。精神障害者等が昼間の一定時間滞在して、医師や精神保健福祉士、作業療法士などの医療チームの指導のもとに、社会復帰を促進するための様々な集団療法を行う。その活動内容は施設によって様々であるが、主に、集団精神療法(集団でのカウンセリング)、スポーツやカラオケなどのレクリエーション活動、手工芸や革細工、陶芸、農作業、料理などの創作活動などである。通常の外来診療と併用して行われるが、デイケアの診療費は別途かかる。多くは日中に行われるデイケアであるが、夕方から夜間帯のナイトケア、両方を合わせたデイ・ナイトケアもある。