アメリカの心理学者アレン・アイビーによって創始された、カウンセリング技法。カウンセリング技術訓練、およびカウンセリング実践に用いられている。(1)かかわり行動、(2)開かれた質問・閉ざされた質問、(3)クライアント観察技法、4)励まし・いいかえ・要約、(5)感情の反映、(6)5段階の面接構造、(7)対決、(8)焦点のあて方、(9)意味の反映、(10)積極技法、(11)技法の統合、(12)個人的スタイルと理論を決める、という12の階層表を体系的に学習し、これらの組み合わせによって実践される。医療現場のみならず、学校教育やキャリアカウンセリングなどの分野においても活用されている。