健康情報を求めてインターネットを利用する者は多いが、良質な情報を提供するサイトと、偏った情報が含まれる補完療法や代替療法に関するものが玉石混交の状態である。アメリカ国立がん研究所(NCI)のPDQ(physician's data query)は世界最大のがん情報データベースで、日本語版ホームページを神戸の臨床研究情報センターが運営しているhttp://cancerinfo.tri-kobe.org)。国内では国立がん研究センター(http://www.ncc.go.jp/)および同センター内のがん対策情報センター(http://www.ncc.go.jp/jp/cis/index.html)、がん研究会(http://www.jfcr.or.jp/)、日本対がん協会(http://www.jcancer.jp/)、日本癌学会(http://www.jca.gr.jp/)などがオープンしている。患者の立場で運営されているものにキャンサーネットジャパン(http://www.cancernet.jp/)やジャパンウェルネス(http://www.japanwellness.jp/)などがある。また、末期がん患者のために日本ホスピス緩和ケア協会(http://www.hpcj.org/)のようなものもあり、様々な情報が提供されている。