自宅にいながら血漿や尿を自分で採取して送付したり、心電図などのデータをインターネットを通じて送信し、医師がデータを見ることにより健康状態や生活習慣病などの病気を早期発見する目的の検診。仕事が忙しくて病院へ行く時間がない、病院が遠い、病院へ行くのが面倒という人、自営業や主婦などなかなか検診に行けない人を対象として近年全国に広まってきた検診方法。郵便検診、コンビニ検診、在宅検診など申し込み方法などによって呼び方は違うが、基本的な検診のシステムは類似している。生活習慣病の早期発見、こまめな管理には非常に有用である一方、営利目的の企業が医療に参入することにつながり、医療の質の低下になるという見方もある。あくまでも医療機関を中心にした新しい便利なシステムとして発展するのが望ましい。