従来の三種混合ワクチン(ジフテリア・百日ぜき・破傷風)に、不活化ポリオワクチンを混合したワクチン。2012年11月から定期接種になった。1期は生後3~90カ月(7歳6カ月)に行う。20~56日の間隔をあけて3回、3回目終了後、6カ月間以上あけて4回目の追加接種を受ける。標準的な接種方法は、生後3カ月に達した時から1歳までに1期の最初の3回を終え、その12~18カ月後に4回目の追加接種を行う。小学校6年生に行う2期は、ジフテリアと破傷風の二種混合ワクチンであるので、四種混合ワクチンは1期のみの4回接種である。副反応として、注射部位が赤くなったり、多少腫れたりすることはあるが、通常2~3日で消失する。皮下にできたしこりが1~2カ月間続くことはあるが、ただ触れるだけであり、通常問題はない。海外で使用されているワクチンは接種後発熱しやすいので、渡航予定者は日本での接種が望ましい。