身体のバランスを保つ能力。体の重心の移動を行うことが多いスポーツに必要な運動能力で、サッカー、バスケットボール、野球、柔道などのスポーツに必要。中閉眼片足立ちや閉眼片足起立テストで判定する。中閉眼片足立ちは素足になり腰に手を当てた状態で利き足で片足立ちをし、両眼を閉じてからバランスを崩すまでの時間を測定する。運動中の姿勢(フォーム)がいいと運動の効率がよくなることから、姿勢と関連が高い平衡性はスポーツ選手にとって重要な運動能力といえる。運動中だけでなく姿勢が取りにくい片足立ちや閉眼などで姿勢を保持することで高められる。20歳前後では男性が女性をわずかに上まわるが、25歳以上の男女では差はまったくない。