一つまたは複数の関節の運動可能な最大範囲のことで、身体の柔らかさに関する運動能力である。陸上のハードル、水泳の飛び込み、体操、新体操などのスポーツに必要。立位体前屈、体後屈、体側屈、伏臥位上体反らし、足の前後開きなどの角度で評価する。角度でなく距離で判定することがあるが、その場合は身長が高いほど測定値が大きくなる。柔軟性のテストは反動をつけないで測定することが大切になる。関節を十分に動かすことやストレッチを必要とするスポーツをすることで高められる。柔軟性は女性が優れているが、背筋力を必要とする伏臥位上体反らしは男女差が認められない。