筋肉に貯蔵されたグリコーゲンの補充や、損傷した筋肉の速やかな修復に効果的なアミノ酸の補給法。早稲田大学の鈴木正成教授によって提唱されている。私たちが1日3回の食事で摂取したたんぱく質は、小腸でアミノ酸に分解される。しかし、各種の消化酵素を合成したり、腸の組織を維持する必要性から、その時点で大量のアミノ酸が消費されてしまう。残ったアミノ酸は肝臓に運ばれるが、そこでも様々なたんぱく質を合成するのに使われてしまう。つまり基本的な食事で多くのたんぱく質を摂取しても、体のしくみ上、小腸と肝臓で大半が消費されてしまうことになる。そこで、ミサイル栄養では、食後3時間たってから高たんぱく質スナックと呼ばれるサプリメントを摂取することで、アミノ酸を確実に筋肉まで運ぶことができる。