各ノードで動作するアプリケーション間の通信を実現するトランスポートの一つ。毎回、あて先を指定しデータを発信する。各データは個別に扱われるため、順序が逆転して到着したり、データが紛失したりする場合があるが、データ発信の前の準備が不要であるため、オーバーヘッドは少ない。少量のデータをあちこちに配送する場合に適する。アプリケーションは、データ授受のポイントであるポートを介して通信を行い、このポートに割り当てられた番号をポート番号と呼ぶ。また、特定のサービスを行うポートをウェルノウンポート(well known port)と呼び、インターネット全体で決められたポート番号が割り当てられている。(RFC768 RFCは「インターネットに関する技術文書」)