インターネット上で動作するサーバーなどのプログラムの問題点(セキュリティーホール)をついてそのシステムに侵入し増殖していくプログラムがワームである。最近では2003年夏に猛威を振るったMSブラスターが有名。常時接続が通常の現状では、今後注意が必要となってくる。ワームに対する対策は、個人であってもファイアーウォールなどを導入し日ごろの備えを万全とするとともに、セキュリティーに関する情報に対して敏感に対処することが必要であろう。特にセキュリティーホールなどの問題が報告されたら、速やかに対策ソフトウエアを導入するよう心がける必然性がある。