ワイマックス。数キロ~50キロ程度の範囲をカバーする無線ネットワーク技術で、10~75Mbps程度の通信速度を実現する。固定ノードを対象としたIEEE802.16a-2004という規格と、移動ノードも対象としたIEEE802.16eという規格が開発されている。韓国ではWiBroというサービスがスタートし、国内でも2007年12月に2.5GHz帯がUQコミュニケーションズ株式会社に割り当てられ、09年2月26日よりサービスを開始している。また、その後継規格は「WiMAX2」と呼ばれ、IEEE802.16mとして規格が定められた。さらに、次世代通信方式LTEの一つであるTD-LTEとの互換性を持たせた「WiMAX2.1」も定められており、国内ではUQコミュニケーションズが「WiMAX2+」の名称で13年10月31日よりサービスを開始している。下りの回線速度が最大110Mbpsである。