建物の構造や位置などにより家庭や小規模オフィス等の、ちょっとしたエリアが携帯電話の圏外になることがある。こうしたエリアをカバーするために、家庭やオフィスに数メートル程度をカバーする超小型で省電力の基地局を設置しカバーエリアを広げる技術。2009年11月にNTTドコモがマイエリアのサービス名で開始し(12年9月に終了)、ソフトバンクモバイルも「ホームアンテナFT」というサービスを10年5月から、auは「au フェムトセル」を10年7月から商用サービスを開始している。フェムトとは1000兆分の1の意味で、すごく小さいという意味で用いられている。