サイバーセキュリティーに特化した日本発の国際会議。2014年2月に第1回、12月に第2回が東京で開催された。国内外の世界トップクラスの専門家による講演や最新のサイバーセキュリティーに関する研究成果の共有、技術情報の交換などの交流の場を提供することで、国際的なコミュティ形成を図ることを目的としている。論文執筆や当日の発表は英語だけでなく日本語でも可能であり、講演時には同時通訳が用意される。これにより、英語が原因で国際会議の参加を敬遠しがちだった国内の専門家の参加を促した。CODE BLUEという言葉は医療の世界では「緊急事態発生」「関係者招集」の意味があるが、インターネット分野においてもセキュリティー対策の重要性が高まりから、世界各国の研究者を招集し、事態への対処や解決策を共に考える場が必要とし、CODE(技術)によってBLUE(海)を超えて人と人をつなぎ、よりよいインターネットの世界作りに貢献するという意味が込められている。CODE BLUE事務局からは公式サイト(http://codeblue.jp/)をはじめツイッター(@codeblue_jp)やフェイスブック(https://www.facebook.com/codeblue.jp)など、さまざまなメディアで最新情報が提供されている。