インターネットの進展に貢献した人々の功績をたたえるために、インターネット学会(Internet Society)が2012年に設置した。Pioneer(先導者としての貢献)、Global Connecter(インターネットの進展、特に地域的に広く展開することへの貢献)、Innovator(インターネットで利用される新しい技術への貢献)の3部門があり、“インターネットの父”ビントン・サーフ(Vinton Cerf)はPioneer部門、Webの開発者ティム・バーナーズ=リー(Tim Berners-Lee)はInnovator部門での殿堂入りをしている。また、日本人では、12年に高橋徹(インターネット協会顧問)がGlobal Connecterで、13年に村井純(慶應義塾大学教授)がPioneer、石田晴久(東京大学名誉教授、故人)がGlobal Connecterで、14年に平原正樹(アジア・オセアニアのIPアドレスを管理するAPNIC設立メンバーの一人、故人)がGlobal Connecterで殿堂入りしている。